みなさんは、日傘と雨傘の見分け方ってご存知でしょうか?
最近では、様々なデザインのものが販売されているので、パッと見ただけでは日傘なのか雨傘なのか、見分けがつかない事ってありますよね?
しかし、日傘や雨傘には、それぞれ特徴があり役割も異なります。そこで今回は、日傘と雨傘の見分け方について詳しく解説していきたいと思います。
お店で、日傘と雨傘の見分け方が分からないという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
日傘と雨傘の違いとは?
それではまず、日傘と雨傘の特徴の違いからご紹介していきましょう。
日傘と雨傘の明確な違いは、UVカット処理がされているか、また防水加工がなされているかの2点になります。
日傘
まず日傘ですが、日傘はみなさんもご存じの通り、日差しが直接顔などに当たらないようにする為のものですよね。
そのため、日傘はUV加工がしっかり施されているのが特徴です。
そして、雨傘とは違い防水加工は施されていないので、雨の時に使用すると水を通してしまうという特徴があります。
また、日傘は涼しげな雰囲気を出す為に、素材が布地っぽいものを使用している事が多いですね。
雨傘
雨傘は、日傘とは違い日差しではなく雨から身を守る為のものですよね。
そのため、UVカット加工は施されていませんが、防水加工はしっかり施されています。
耐久性も求められるので、雨風に強いビニールで作られています。
日傘と雨傘の見分け方
それでは次に、日傘と雨傘の見分け方について解説していきたいと思います。
一番分かりやすい見分け方は、傘の生地に顔を近づけて、息を吹きかけるという方法です。
先ほども解説した通り、日傘と雨傘では生地に施してある加工が異なります。
そのため、息を吹きかけた時に、裏地に息が通るようなら日傘、裏地に息が通らない場合は雨傘という事になります。
雨傘は、雨が染み込まないように、生地の目が詰まっているので、息を吹きかけても裏地の方まで息が通らないのです。
日傘と雨傘はそれぞれ代用して使えるの?
では次に、日傘と雨傘はそれぞれ代用として使用できるのかについて解説していきましょう。
結論から言うと、傘の色の違いで代用できるか出来ないかが異なります。
例えば、紫外線をカットする目的で使用される日傘の代用として、雨傘を使用したいという場合。
色の濃い雨傘ならば、一応日傘として代用する事は可能です。
そもそも、黒や紺などの濃い色は、紫外線を吸収するという特徴がありますよね。
そのため、黒や紺などの濃い色の雨傘ならば、UVカット加工が施されていなくても、ある程度は紫外線を吸収してくれます。
逆に、白やピンクなどの薄い色の雨傘は、紫外線を通してしまうので日傘の代用としてはあまり効果が期待できません。
まとめ
さて今回は、日傘と雨傘の見分け方というテーマで、詳しく解説してみました。
日傘と雨傘は、パッと見ただけではデザインなども似ているので見分けがつかないという人も多いでしょう。
しかし、日傘にはUVカット加工が施されていたり、雨傘には防水加工が施されているなど、それぞれの特徴に合わせて生地に加工が施されているのです。
今回は、誰でも簡単に出来る見分け方をご紹介しましたので、見分けがつかない、どちらなのか分からないという時には、ぜひ試してみてくださいね。