窓がない部屋での暑さ対策!涼しく過ごせる6つのコツをご紹介します。

窓がない部屋での暑さ対策!涼しく過ごせる6つのコツをご紹介します

窓がない部屋ではエアコンの設置ができないことも多く、夏場は暑くて不快指数が一気に上がってしまいますよね。

「窓がない部屋でも涼しく過ごす方法はない?」「エアコンを使わずに部屋を冷やしたい」とお悩みではないでしょうか。

エアコンを使わずに涼しく過ごすには、家の外と中から冷やすこと、そして身体を冷やすことが重要です。

今回は窓がない部屋での暑さ対策方法をご紹介します。

今年の夏は涼しく快適に過ごしていきましょう!

窓がない部屋で涼しく過ごすコツ

夏の窓がない部屋で快適に過ごすには、いくつかのコツがあります。

  • 打ち水をする
  • すだれやよしずを使う
  • 保冷剤を使う
  • 遮熱カーテンをつける
  • ハッカ油を使う
  • エアコンにかわる冷房器具を使う

一つずつ解説していきます。

打ち水をする

打ち水とは家の周りやベランダに水をまいて、表面温度を下げることです。

打ち水には水が蒸発するときに、地面の熱を奪う効果があります。それを気化熱といいます。

アスファルトでも効果はありますが、ゆっくりと水が蒸発していく土や日陰の場所に水をまくとより効果的です。

では打ち水を行うのに効果的な時間はいつなのでしょうか?

答えは早朝と夕方です。

日中だとすぐに蒸発してしまいますが、早朝や夕方の涼しいうちに行うことで温度上昇を抑えられます。

早朝と夕方に打ち水をして、家の周りの温度を下げていきましょう。

すだれやよしずを使う

すだれやよしずを使って、室温の上昇を抑える方法です。

すだれやよしずには直射日光を遮りつつも、適度な隙間があるので風は通すという特徴があります。

すだれは竹を細かく割ったものが原料で、軒下につるして使います。

小さめのサイズなら室内外で使えて便利です。

よしずは葦(あし)が原料で、外壁に立てかけて使います。

すだれよりもサイズの大きいものが多く、ホームセンターなどで売られています。

葦(あし)は水を吸う特徴があるので、水をかけると打ち水効果も。

よしずが吸った水が蒸発する時に、周囲の空気の温度を下げて涼しい風を届けてくれます。

 

 

保冷剤を使う

保冷剤を使って、身体を冷やす方法です。

体の表面に近い、太い血管である静脈に保冷剤を当てると効果的。

静脈はゆっくりと血液が戻って行く場所なので、効率的に身体が冷やされて涼しくなります。

のどの横側、わきの下(体温計をはさむところ)、太ももの付け根を冷やします。

保冷剤をタオルやハンカチに包んで、使ってくださいね。

タオルやハンカチだとすぐに取れてしまい使いにくい、という場合には100均で売られている首に巻くタイプの保冷剤がおすすめです。

 

遮熱カーテンをつける

遮熱カーテンを使って、外の熱気を遮る方法です。

遮熱カーテンとは屋外からの熱気や冷気を窓際でカットする機能がついたカーテンのこと。

カーテンが外の暑い空気を遮断してくれるので、室内の温度が上がりにくくなります。

レースタイプのものは日中採光をしたいときに、厚手ドレープタイプのものは家にいない日中や夜に使うのがおすすめです。

夏は直射日光を遮り、冬は室内の温かい空気を逃がさないので、一年中使えます。

遮熱カーテンを使い直射日光や外の熱気を遮断することで、室内の温度上昇が抑えられます。

 

 

 

 

 

 

ハッカ油を使う

実際に温度が下がるわけではありませんが、ハッカ油を使ってスースーとした冷感を味わう方法です。

ハッカ油にはメントールという物質が含まれています。

メントールには冷たさを感じる神経を刺激するという性質があるため、涼しくなったように感じるのです。

涼しさを感じるための効果的な使い方を紹介します。

お風呂から上がる際、オケにいっぱいお湯を入れてハッカ油を1〜2滴垂らしたものを体にかけます。

お湯をかけた瞬間から、一気に身体が冷えたように感じますよ。

スーッとした冷感を味わえるハッカ油ですが、動物を飼っている場合は注意が必要です。

ハッカ油は精油の一種で、猫などの小動物は体内で分解ができません。

猫や鳥などの小動物を飼っている人や、アレルギーのある人は使用しないようにしてください。

 

エアコンに代わる冷房器具を使う

エアコン以外の冷房器具を使う方法です。

手軽に買えるものは扇風機やサーキュレーターなどが挙げられますが、部屋の温度は下げられません。

冷たい風を出す冷房器具は、冷風扇と冷風機です。

名前は似ていますが構造が違うので、目的にあった商品を選ぶ必要があります。

次で冷風扇と冷風機について解説します。

エアコン代用その1|冷風扇を使う

冷風扇とはタンクに水を入れて気化熱を利用したり、保冷剤を使ったりして冷たい風を送る仕組みの冷房器具です。

高さ60〜70センチ程度で、窓がなくても使えます。

 

 

冷風扇のメリット

  • 部屋が冷えすぎない
    冷風扇は気化熱や保冷剤を利用するため、部屋が冷えすぎることはありません。

小さなお子さんや、お年寄りがいる家庭でも使いやすい冷房器具です。

  • 電気代が安い
    商品にもよりますが、1時間あたり1.1円程度です。1日8時間使用すると約264円/月。

エアコンと比べて電気代が安くなります。

冷風扇のデメリット

  • 湿度が上がる

タンクに水を入れて気化熱を利用し冷風を出すため、室内の湿度が上がりやすくなります。
部屋の扉を開けるなどして換気しながら使うとよいでしょう。

  • カビや雑菌がわきやすい
    タンクの水を使うので、カビや雑菌がわきやすくなります。

タンクやフィルターはこまめに掃除をする必要があります。

エアコン代用その2|冷風機を使う

冷風機とはクーラーと室外機が一つになったものです。

背面から排気熱が出るので、それを逃がす場所が必要です。

窓がない部屋だと隣の部屋にダクトを置くなどしますが、ダクトを置いた部屋は暑くなります。

冷風機のメリット

  • 冷却能力が高い
    冷風機はエアコンと同じように、冷気を出すので涼しくなります。
    部屋全体を冷やすというよりも、ピンポイントで使うのが効果的です。
  • 工事を業者に頼まなくてもよい
    自分で設置ができるので、業者に頼む必要がありません。
    夏はエアコン設置に2週間待ちということもありますが、冷風機ならすぐに設置が可能です。

冷風機のデメリット

  • 音が大きい
    室外機と一体となった商品なので、人によっては音が気になることも。
    購入する際は、家電販売店などで音の大きさを確認するとよいでしょう。
  • 電気代がかかる
    1時間あたり約5.25円です。1日8時間使用すると約1200円/月です。

エアコンほどではありませんが、冷風扇と比べると高くなります。

 

まとめ

今回は簡単にできる暑さ対策をご紹介しました。

外からできる対策は以下の通りです。

  • よしずやすだれを使い日差しを遮ること
  • 打ち水で気化熱を利用して、温度を下げること

内側からできる暑さ対策は以下の通りです。

  • カーテンを使い、外の熱を家の中に入れないこと
  • 保冷剤を使い、身体を冷やすこと
  • ハッカ油を使い、冷感を味わうこと
  • 家庭の事情に合った冷房器具を使い、涼しくなる環境を作ること

熱中症などのリスクを減らすためにも、今年の夏は暑さ対策をしっかりしておきたいですね。

 

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当ブログの管理人の「そら」と申します。 40代になり人の役に立つ情報を発信したいと思いブログを始めました。 雑記ブログですが同世代に向けて役立つような情報を発信していきます。 最近はスピリチュアルや自己啓発に惹かれ勉強中。     どうぞよろしくお願い致します。