眼鏡をしていると、時に気をつけていても不注意で落としてしまうという事が起こりますよね。そのような時に、眼鏡のレンズ部分に小さな傷がついてしまい、傷を消す方法が知りたいという人もいるでしょう。眼鏡のレンズはとてもデリケートなので、キズを消す時にはレンズを傷つけないように注意が必要です。そこで今回は、眼鏡を落としてしまった時についたキズを自分で消す方法や、傷消しに歯磨き粉を使った方法をご紹介していきたいと思います。日常的に眼鏡を着用している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

眼鏡のキズは自分で直す事が出来る？

まず最初に、眼鏡を落としてしまった時などについたキズは自分で消す事が出来るのかについて、解説していきたいと思います。結論から言うと、落としてしまった時に眼鏡に出来た小さなキズは、家にあるもので消す事が出来ます。しかし、家にあるアイテムで眼鏡のキズを消すのは、あくまで落とした時に出来た小さなキズの場合がおすすめです。眼鏡は、とてもデリケートなものなので、レンズについた大きなキズを消そうとすると、レンズが変形してしまったり、コーティングが剥がれてしまったりします。とは言え、日常的に眼鏡を使用していて、不注意で落としてしまい出来てしまった小さなキズでしたら、家にあるもので自分で消す事が出来ます。

歯磨き粉で眼鏡のキズを消す時の注意点
眼鏡の傷消しに歯磨き粉を使った方法とは？
歯磨き粉以外で眼鏡のキズを消す方法とは？
1. 　水と重曹を使う
2. ペーパーを使う

歯磨き粉で眼鏡のキズを消す時の注意点

眼鏡を落としてしまった時に出来たキズを消すアイテムとして、とても便利なのがどのご家庭にもある歯磨き粉です。しかし、歯磨き粉を使って眼鏡のキズを消す時に、注意しなければならない事があります。それは、眼鏡のキズを消す時に研磨剤が入っていない歯磨き粉を使うという事です。眼鏡のレンズは、薄いコーティングがあったり、微妙なカーブを描いていてとてもデリケートです。そのため、研磨剤の入っている歯磨き粉を使ってキズを消そうとすると、さらにレンズを傷つけてしまったり、コーティングが剥がれる原因になります。眼鏡を落としてしまった時のキズを歯磨き粉を使って消す時は、必ず研磨剤が入っていない歯磨き粉を使うようにしましょう。

眼鏡の傷消しに歯磨き粉を使った方法とは？

では次に眼鏡の傷消しに歯磨き粉を使った方法をご紹介していきたいと思います。

まず、眼鏡のレンズの表面についたほこりなどを、眼鏡拭きで拭き取ります。
次に、コットンなどに歯磨き粉を適量取り、眼鏡のレンズに乗せます。
そして、円を描くようにレンズの表面を優しく磨いていきます。
その後、流水で歯磨き粉をしっかり洗い流します。

レンズの表面を見て、まだキズが目立つようでしたら、2～4の工程を何度か繰り返しましょう。このような工程で、眼鏡を落とした時のキズは消す事が出来ます。

歯磨き粉以外で眼鏡のキズを消す方法とは？

さて、ここまでで歯磨き粉を使って、眼鏡の傷消し方法をご紹介してきましたが、歯磨き粉以外のアイテムを使った方法もご紹介したいと思います。もし、研磨剤が入っていない歯磨き粉が家にないという時には、ぜひ参考にしてみてくださいね。

　水と重曹を使う

1つ目の方法としては、水と重曹を使う消し方です。

傷消しの方法

ボウルなどに、重曹と水を少し混ぜて、歯磨き粉のようなペースト状を作ります。
その後、歯磨き粉の時と同じ要領で、眼鏡のキズを消していきましょう。
キズが残っていなければ、レンズについた重曹ペーストを流水で洗い流しましょう。

ペーパーを使う

そして2つ目としては、ペーパーを使う方法です。

用意するもの

1000～1200番
1500番
2000番以上
コンパウンド

上記の3種類のペーパーを用意します。

ペーパーは、数字が大きいほど目が細かくなります。

「傷消し方法」

眼鏡のキズがある部分を、1000～1200番のペーパーで削ります。
次に、同じ場所を1500番で磨いていきます。
そして、2000番以上のペーパーで再度同じ場所を磨いていきます。
最後に、コンパウンドで磨いたら完了です。

眼鏡にキズをつけない為には

それでは最後に、眼鏡にキズをつけない為に気をつけるといいことをご紹介したいと思います。

眼鏡を扱う上で、当たり前のように感じますが、キズをつけない為には眼鏡は両手で扱うようにすることが大切です。忙しい日常の動作の中では、どうしても片手で眼鏡を取ったりする場面が多いですよね。しかし、不注意で眼鏡を落としてしまう頻度が高ければ高いほど、キズ自体も消しづらくなります。そのため、眼鏡を扱う時は日頃から両手で行うようにすると、キズを防ぐ事が出来ますよ。

まとめ

さて今回は、眼鏡のキズは自分で消す事が出来るのかや、傷消しに歯磨き粉を使った方法などをご紹介してみました。眼鏡のレンズは、ちょっとした不注意ですぐにキズが出来てしまいます。しかしキズが小さなうちなら、研磨剤が入っていない歯磨き粉で消す事が出来ます。ちょっとした不注意で眼鏡を落としてしまって、小さなキズが出来てしまった時は、ぜひ参考にしてみてくださいね。