新型コロナウイルスの影響で、マスクを着用する生活が当たり前になってきていますね。毎日マスクを使うようになると、気になるのがマスクの汚れや臭いです。マスクは、直接鼻や口に密着するので、マスクの清潔さは必要不可欠ですよね!そこで今回は、マスクの汚れや臭いを簡単に取り除くことが出来る、重曹を使った洗濯方法をご紹介していきたいと思います。ご紹介する情報を参考に、清潔なマスクを毎日着用するようにしましょう。
マスクの汚れや臭いの正体は?
それではまず、マスクの汚れや臭いの正体から解説していきましょう。
マスクは、ほぼ1日中つけているので、肌に直接触れている時間が長いですよね。
そうすると、当然ですが顔から出た汗や皮脂が、そのままマスクにつきます。
また女性の場合は、メイクをしている人も多いと思うので、ファンデーションや日焼け止めクリームなどがマスクにつく事も多いでしょう。
その他にも、外で何かを食べた時に、口についていた汚れがマスクにもついてしまう事もあります。
このように、マスクが汚れたり臭う原因は、汗や皮脂・メイク・食べ物などが原因となるのです。
マスクの洗濯になぜ重曹がいいの?
では次に、マスクの洗濯になぜ重曹がいいのかについて解説していきたいと思います。
皮脂や油汚れに強い
1つ目は、皮脂や油汚れに強いという事です。
先ほども解説した通り、マスクについている汚れや臭いは、汗や皮脂・油汚れという事になります。
そのため、マスクを洗濯する時は、油汚れに効果を発揮してくれるものを選ぶといいという事が分かりますよね。
実は重曹は、アルカリ性の性質を持っていて、油汚れを落とす力がとても強いのです。
一般的な洗剤のみで洗濯するよりも、洗浄力や消臭力・漂白力がアップするとも言われています。
粒子が細かい
2つ目は、粒子が細かいという事です。
重曹の粒子というのは非常に細かく、水に溶けにくい性質を持っています。
そのため、クレンザーのような役割を果たしてくれて、マスクについた頑固な皮脂汚れや食べ物の油汚れを、きれいに取り除いてくれるのです。
発泡性がある
3つ目は、発泡性があるという事です。
重曹には、発泡するという性質があり、洗濯する際に重曹をお湯で溶かしたりすると、二酸化炭素が発生します。
この発泡性を利用して、マスクの繊維の奥に入り込んだ、皮脂汚れや油汚れを浮かせて取り除くことが出来るのです。
そのため、皮脂や油汚れが原因のマスクを洗濯するには、皮脂汚れに強い重曹がピッタリというわけなのです。
重曹でマスクを洗濯する際のポイント
では次に、重曹でマスクを洗濯する際のポイントをご紹介していきましょう。
ぬるま湯を使う
まず1つ目は、ぬるま湯で洗濯するという事です。
先ほども説明しましたが、重曹は発泡性があるので、水よりも少し温かいぬるま湯の方が発泡力が増加します。
また、水に溶けにくいという性質もあるので、ぬるま湯の方がより早く溶かすことが出来るのです。
お湯の温度は、40℃前後のぬるま湯がおすすめです。
早く汚れを取りたいからと、熱すぎるお湯を使用するとマスクを傷めてしまう事があるので、必ず40℃前後のぬるま湯を使うようにしましょう。
適量で洗濯する
2つ目は、適量を守って洗濯するという事です。
重曹は、多く入れれば洗浄力がアップするというものではありません。
汚れをしっかり取りたいと思って、重曹を多めに入れたい気持ちは分かりますが、効果に差はないので適量を使うようにしましょう。
重曹を使ったマスクの洗濯方法
それでは最後に、重曹を使ったマスクの洗濯方法をご紹介していきたいと思います。
ここでは、重曹と洗剤を混ぜ合わせたマスクの洗濯方法をご紹介していきます。
「用意するもの」
・食器用洗剤
・重曹
・小さめの容器
「洗濯方法」
- マスクを洗う為の小さめの容器に、重曹と食器用洗剤を1:1の割合で混ぜ合わせます。
- ペースト状になるまで、しっかり混ぜ合わせましょう。
- 混ぜ合わせたペーストを、マスク全体に塗っていきます。
- 5分程度放置したら、普通の洗濯物と一緒に洗濯機で洗いましょう。
- 洗濯が終わったら、風通しの良い場所でしっかり乾かせばOKです。
まとめ
さて今回は、マスクを洗濯するのに重曹がいい理由や洗濯方法をご紹介してきました。
新型コロナウイルスの影響で、毎日マスクを着用する事が日常になり、マスクが汚れる事が多くなりましたよね。
今回ご紹介した洗濯方法は、とても簡単なのでぜひ参考にしてみてくださいね。