新型コロナウイルスの影響で、外出時は常にマスクの着用が当たり前になりました。しかし、ずっと1日中マスクをしていると、蒸れて暑いだけでなく、苦しいと感じる人も多いのではないでしょうか?そこで今回は、マスクをしている時の暑い、苦しい時の対処法について解説していきたいと思います。今後も、マスクを着用した生活が続くので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
マスクをしている時の暑い・苦しい原因とは?
それでは早速、マスクをしていて暑い・苦しいと感じる原因を解説していきましょう。マスクをしていて暑い・苦しいと感じる1番の原因は、マスクと顔の間の隙間が足りないという事と酸欠状態によるものです。本来マスクは、呼吸をする時に妨げにならないように、呼吸を補助する為の隙間が設けられています。
そのため、息苦しさは最小限に抑えられるのが一般的なのですが、マスクのサイズが合っていなかったりすると、本来できるはずの隙間が出来ず、マスク内に呼吸の際の湿気がこもってしまい、暑い・苦しいという悩みに繋がってしまうのです。さらに、マスクをずっとつけた状態で呼吸をしていると、マスク内は酸欠状態になりやすくなります。自分の吐いた息を吸っている事になり、通常よりも酸素濃度が低下した状態の空気を吸い続ける事になります。こうした事から、無意識のうちに酸欠状態になり苦しさを感じる事があるのです。
マスクの暑い・苦しい時の対処法とは?
では次に、マスクの暑い・苦しい時の具体的な対処法をご紹介していきたいと思います。どれも簡単に出来る方法ですので、ぜひ日常生活の中に取り入れてみてください。
マスクのサイズ
まず1つ目の対処法は、マスクのサイズです。
マスクには、様々なサイズがあり、顔の大きさに合わせてサイズを選ぶ必要があります。
子ども用、女性用、男性用など、年齢によっても種類が豊富に揃えられています。
男性が、子供用や女性用の小さなマスクを着用していると、マスクが小さすぎて顔とマスクの間に隙間が出来ません。そうすると、先ほど解説したように、呼吸の際の息の湿気がマスク内に溜まり、暑さや息苦しさを感じてしまいます。
マスクの種類
2つ目の対処法は、マスクの種類を選ぶという事です。
マスクには、様々な種類があります。自分に合ったマスクの種類を選ぶ事で、快適に着用していられるようになります。
プリーツタイプ
プリーツタイプのマスクは、家庭用マスクとしてドラッグストアなどで一般的に多く出回っているタイプのマスクです。
プリーツとは「ひだ」を意味し、ひだがあるおかげで立体的な状態を保つことができ、息がしやすい構造になっています。
プリーツが入っていないタイプのマスクに比べると、顔とマスクの間に隙間が出来やすいため、呼吸がしやすく暑い・苦しいを感じるにくくなると言われています。
立体タイプ
立体タイプのマスクも、最近では多くのお店で販売されているタイプのマスクです。
プリーツタイプとは異なり、頬から顎にかけての空間を、すっぽり覆うような形になります。プリーツタイプのマスクと同様、暑い・苦しいを感じにくい構造になっているので、長時間マスクをつけている場面ではとても役立ちます。
ハッカ油を使う
3つ目の対処法は、ハッカ油を使うという事です。
ハッカ油は、清涼感が特徴的で、スプレーとしてマスクにつけると、息苦しさや暑さを感じにくくしてくれます。ドラッグストアなどで、簡単に手に入れる事が出来るので、外出先でマスクによって暑さや息苦しさを感じた時は、試してみると良いですよ。
マスク内での呼吸を気をつける
そして4つ目の対処法は、マスク内での呼吸を気をつけるという事です。マスクをしていると、ほとんどの人が口呼吸になってしまうと思います。しかし口呼吸では、マスク内の湿度が高くなるだけでなく、酸素濃度が低い空気を吸う量が多くなるというデメリットがあります。そのため、マスク内での呼吸は鼻呼吸を意識するようにしましょう。
まとめ
さて今回は、マスクをつけている時の、暑い・苦しいに対する対処法について詳しく解説してみました。新型コロナウイルスの影響で、日常的にマスクをつけている事が多くなり、その分暑さや息苦しさを感じる人が多くなったように感じます。しかし、今回ご紹介した対処法を取り入れれば、暑い・苦しいという悩みは軽減させる事が出来ます。
ぜひ、日常生活の中に取り入れてみてくださいね。