こんにちは、今回は「ミニトマト」を育てたのでレビューします。
私はベランダでのプランター栽培でしたので、根がどのくらいの長さになるのかなど園芸店で聞いたりして環境からきちんと整えました。また土もコンポストの土を混ぜたりと工夫しました。水やりは日中の暑い時間に行うと熱湯をあげているようなものだということを聞いたので、出来るだけ夕方もしくは朝方に水やりをしました。水やりをあげすぎてもダメだし、少なくてもダメということで水やりにはかなり気を使いましたまたベランダのスペースの中で日当たりの良さそうな場所にプランターを移動することもしました。ミニトマトへの直接の肥料というよりは土を元気にする土の肥料をコンポストの土に混ぜたりしました。また、時々虫が湧いたり、虫が卵を産んだりしていないかチェックしました。コンポストの土を使っていたのでミミズはいたのですが、他の虫は退治しました。ミミズを狙っているのか、ミニトマトが少しずつ実になったのを狙っているのか分かりませんが、鳥が時々くるようになったので、鳥除けのネットも設置しました。
私は虫が苦手なので、虫がついていないか、卵を産んだりしていないかチェックするのが一番精神的にくるものでした。幸い卵を産む前に小さな虫を発見できたのですが、小さな虫を手で避ける作業はかなり鳥肌がたちながらのものでした。その日は身体中が痒くなり長い間お風呂に浸かっていたのを記憶しています。ただこの時に虫除けの薬を使わずに自力で退治した事で安心して美味しくミニトマトを食べることができたのだと思います。土に関しても同様に、ミミズを育て、生ゴミを分解してもらい元気な土で育てられた事も良かったなと思っております。
スーパーで買えばたった数百円、無農薬栽培のミニトマトでもそれほど高い値段ではなく手に入る時代ですが、苦労しながらも自分で育て無農薬栽培にこだわって作ることができたのはとても良い経験になりました。
これから家庭菜園をやる方は、食べる目的で家庭菜園をしようと思うと、結局買った方が安く済むし、簡単、そして色・形も整っているものをお手軽に手にすることが出来ます。家庭菜園をする上で、食べる・育てるといったシンプルな目的だけでなく、具体的な目的があった方が継続がするかと思います。私の場合、無農薬栽培で土などにもこだわって作ることを目的にしました。また生産過程の長い間の苦労を行う事で、食べ物に感謝する、安易に食品ロスしてはいけないといったことも感じれれば良いなと思っていました。作り方のアドバイスではありませんが、ぜひ家庭菜園をする際に作ることだけじゃないその先の具体的な目的を考えてみて下さい。きっとモチベーションに繋がるかと思います。