こんにちは、今回は「とうもろこし」を育てたので体験談をお伝えします。
とうもろこしはたくさんまとめて植えた方が受粉しやすいので二列か三列で南北に種を撒きました。その横に枝豆の種もまきました。こうすることで とうもろこしに来る虫は枝豆が嫌い、枝豆に来る虫はとうもろこしが嫌いという事で虫が少なくなりました。また、穂が出でくる頃に倒伏防止のため根本にがっつり土寄せしました。雨風に倒されたらおしまいです。夏の台風にも負けないように。土寄せする時肥料を入れました。一本に2つ以上の実が付くと、小さい物になるので、1番上の物を残して後は取り落とします。コレはヤングコーンとかベビーコーンとか言って、茹でてサラダや炒め物にすると美味しいです。小さいほど柔らかくて美味しいです。収穫はとうもろこしの先にある髭が茶色になり全体を握ってみて硬く感じるようになった頃です。明日かなと油断しているとカラスに取られるので 髭が出てきた頃細い糸等をとうもろこしに付けておくとカラスは来ないのです。
採れたては 生でかじっても甘いです。皮を剥かずにレンチンして食べるのが手間なく美味しいですね。
育てる際のポイントは、台風が近づいてきているとわかったら棒を立てて紐でぐるっと巻き込むようにしたこともありますし、一本ずつ棒を立てて紐で結んでみたこともありますが、被害が無い事はないので台風の過ぎ去った後必ず見に行きます。倒れてしまったとうもろこしはいくら元に戻してもうまく復活しないのです。なのでなるべく倒れないようにしっかり土寄せと補強をする事です。そして雨が続くと特に虫が入ります。小さな穴を見つけたら確実虫です。その穴からいずれ折れてしまうことになりとうもろこしには虫が入り込んでいます。殺虫剤を使うしかありません。作物用の殺虫剤が手元に無くてハエ蚊に使うスプレーをとうもろこしにかけたこともありました。コレが意外に効き目がありました。とうもろこしは台風と虫さえ克服できれば甘くて美味しいものが必ずできます。
とうもろこしはいろいろなネーミングのものが沢山出回っているので迷いますが、硬くしまったコーンが好きか?柔らかくて甘いコーンが好きか?好みで選択すれば良いと思います。ただ植える時は違う種類の物を近くに植えないことです。花粉が混ざるといけないからです。受粉しなかったり 違うとうもろこしができたりするらしいです。それと種を撒く前の土づくりも大事だと思います。石灰を撒き その後元肥を入れて耕して、種を撒いたら目が出るまで水やりを欠かさずです。10センチ程になったら追肥して土寄せする時にも肥料入れてと沢山何回か肥料を入れました。肥料不足だと小さい物になり甘さもあまりありません。土、肥料、水、台風対策、虫対策、そしてカラス対策と手間がかかりますがそれだけに収穫の喜びは大きいものです!ぜひチャレンジしてみて下さい。