スピリチュアルというのは、目に見えないものを信じることです。
別に怪しげなものではありませんし、特定の宗教を持たない日本人でも無意識のうちに実践しているものでもあります。
ただ、大切なのは正しく理解することです。
スピリチュアルを正しく理解することによって、少し大げさな表現に感じられるかもしれませんが愛に溢れた人生を歩めるようになります。
愛とは?
一般的に愛というと恋愛を思い浮かべる方も多いでしょう。
確かに恋愛というのもひとつの形ではありますが、愛というのは他にもいろいろな形があります。
家族への愛情、友達への愛情、生き物への愛情……こういったものもすべて愛です。
中には「自分には愛がないのではないか」「人からの愛を感じられない」「愛情を持って接することができない」といったことで悩んでいる方もいるかもしれません。
ただ、多くの場合、愛がないのではなく、愛に気づいていないだけなのです。
スピリチュアルを正しく理解していくことによって、自分自身の中はもちろん、自分の周りにもたくさんの愛があることに気づけるようになります。
気づきを得られるようになるとそこから人は変わっていきます。
愛とは無縁だと思っていた自分の人生が愛で溢れるようになるというのは、十分にあり得ることなのです。
自分自身への愛
いろいろな愛があるという話をしましたが、愛というと漠然と自分以外の誰かに向けるものと思い込んでいる方も少なくありません。
ただ、自分自身に向ける愛というものも確実に存在します。
例えば、身近な誰かが体調を崩してしまったとします。
そういった場合、ほとんどの方が心配をするでしょう。
人によっては看病を申し出るかもしれませんし、看病ができない場合には代わりに家事や仕事をしようするかもしれません。
しかしながら、自分自身が体調不良になったときはどうでしょうか?
「自分のことだから」と無理をしてしまう方も多いでしょう。
自分以外に向けている愛と同じように、自分自身にも愛を向けていくべきです。
自分自身に愛を向けられなくなると、人生がよりつらいものになってしまいます。
休むべきときには自分自身を休ませてあげるべきですし、自分自身もまた他の人と同じようにひとりの人間として尊重していくべきなのです。
無理をして心身に大きな負担をかけてしまったり、あえて自分が傷つくような選択をしてしまったりするのは、自分自身に愛を向けられなくなっているからかもしれません。
人を思いやるように、自分自身にも愛を向けて思いやることが大切です。
スピリチュアルを正しく理解することによって、こういった本来であれば当たり前のことが当たり前にできるようになっていきます。
自分以外の誰かへの愛
現代人は想像力がなくなっているという話をよく見聞きするようになりました。
想像力がないからこそ、人を傷つけてしまうのです。
SNSなどの投稿でも客観的に見ればその言葉で多くの人が傷つくことがわかっているはずなのに、攻撃的な言葉を投稿して大炎上してしまうといったことが日常茶飯事になっています。
それだけ想像力がないのです。
想像力のなさというのは、その根本に愛の欠如があります。
愛がないからこそ想像しようとしないのです。
そのため、「こういう言葉を使ったら人がどう感じるのか」「こういう行動をとったら人はどう思うのか」という簡単なことすらもわからなくなってしまうわけです。
自分自身に愛を向けることはもちろん、目に見えないものからたくさんの愛をもらっているということを自覚することによって自分以外の誰かにも愛を向けられるようになります。
ここでもやはりスピリチュアルを正しく理解することが大切になってくるのです。
自分以外の誰かに愛を向けられるようになれば、世の中の多くの問題が解決すると言っても過言ではありません。
愛があるということを気づかせてくれるのがスピリチュアル
自分自身を愛して、自分以外の誰かも愛するというのはとても幸せな生き方です。
ただ、今は多くの方が愛をどう向ければいいのかわからなくなっていますし、そもそもどこに愛があるのかもわからなくなっているのです。
愛は思っている以上に身近なところにあります。
それを気づかせてくれるのがスピリチュアルという考え方なのです。
気づくことができれば、あとはシンプルに実行していくだけです。
今の時代だからこそ、愛に関する気づきを与えてくれるスピリチュアルがその重要性を増していると言えます。