温度を計る道具として、欠かすことの出来ないアイテムが温度計ですよね。
昔ながらの温度計ももちろん重宝しますが、最近ではスマホで温度を計ることが出来る温度計アプリがあるのをご存知でしょうか?
iOSやAndroidのスマホで利用することが出来るので、外出先などで温度を計りたい時には非常に便利なのです。
そこで今回は、温度計アプリはどれがいい?というテーマで、仕組みや注意点もあわせてご紹介していきたいと思います。
外出先でも温度を計りたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
温度計アプリで温度を計ることが出来る仕組み
ではまず、温度計アプリで温度を計ることが出来る仕組みから解説していきたいと思います。
そもそもスマホは、温度を計るために作られているわけではありませんから、どのような仕組みで温度を計ることが出来るのか不思議ですよね。
実はスマホの温度計アプリは、膨大なデータを元にして現在地から温度を予測しているのです。
スマホには、位置情報を確認する為の、GPS機能が搭載されていますよね。
温度計アプリは、このGPS機能を利用して温度を計っているのです。
このデータは、全国150か所の地上気象観測を行う気象官署と、全国1,300か所に設置されたアメダスなどを組み合わせたものを元にしているので、精度の高い気象情報と言えます。
そのため、日常生活の中で温度を確認したいという場合には、温度計アプリはとても役に立つでしょう。
温度計アプリを使用する際の注意点
では次に、温度計アプリを使用する際の注意点について解説していきましょう。
先ほどもご紹介した通り、スマホの温度計アプリはリアルタイムでの温度を測定しているわけではなく、全国に設置された観測所のデータを元に温度を出しています。
そのため、温度計アプリで表示されている温度と、その時に感じる体感温度は、必ずしも合っているとは限らないということを覚えておく必要があるのです。
気温を計測する機器というのは、気候などの影響を受けづらい場所に設置されていることが多く、私たちが地上で感じる温度とは異なる場合があります。
とくに、真夏などでは実際の温度よりも低く表示される可能性があるので、温度計アプリを使用する際は目安として確認するようにした方がよいでしょう。
温度計アプリが活躍する場面とは?
では次に、どのような場面で温度計アプリが活躍するのかをご紹介しましょう。
熱中症対策
まず1つ目は、熱中症対策です。
ずっと同じ場所に居続けていると、私たちは温度が上昇していることに気づかないことがあります。
とくに外出先では、小まめに気温を確認できる機会が少なくなるので、熱中症になるリスクが高くなりますよね。
そのような時に、温度計アプリがあると自分が今いる場所が、どのくらいの温度なのかを確認できて熱中症対策になるというわけです。
外出の際の服装選び
2つ目は、外出の際の服装選びです。
スマホの温度計アプリは、膨大なデータから温度を表示することが出来るので、体感温度での判断だけでなく洋服を選ぶ際の基準として活用することが出来るのです。
エアコンを使用するかしないか?
そして3つ目は、エアコンを使用するかしないかを判断する時です。
家の中にいると、温度が上がっていても気づかないことってありますよね。
そのような時に、手元にあることが多いスマホの温度計アプリで温度を確認すれば、エアコンを使用した方がよいのかが数字ですぐにわかります。
温度計アプリはどれがいい?
それでは最後に、温度計アプリはどれがいい?
オススメの温度計アプリをご紹介していきたいと思います。
温度計++
まず1つ目は、温度計++です。
スマホの温度計アプリの中でも、気象庁のデータを元にした生活な情報と、画面の見やすさがオススメポイントとして挙げられます。
iOSとAndroidの両方に対応していて、500万ダウンロードを突破している温度計アプリです。
真の温度計
2つ目は、真の温度計というアプリです。
この温度計アプリは、デザインを自分の好みに合わせて変更することが出来ます。
また、現在地を送信することで、その場の気温をすぐに計ることが出来るのも嬉しい点です。
こちらは、iOSにのみ対応しているアプリです。
温湿気圧計
そして3つ目は、温湿気圧計というアプリです。
起動させると、スマホのセンサーを利用することで、温度と湿度・気圧をすぐに表示させることが出来るのです。
センサーがない場合でも、位置情報から表示させることが出来ます。
こちらは、Androidのみの対応となっています。
まとめ
さて今回は、温度計アプリはどれがいい?というテーマで、仕組みや注意点なども併せながら解説してみました。
外出先などでは、すぐに温度を確認することが出来ないケースも多いですよね。
しかし、今回ご紹介したようにスマホの温度計アプリを利用すれば、どこにいても温度を確認することが出来ます。
外出先で、気温を小まめにチェックしたいという人は、ぜひ活用してみてくださいね。