気温だけでなく、お湯の温度などを計りたい時に、多くの場合温度計を使いますよね。
しかし、温度を計ろうと思ったら温度計が見つからない!なんてこともあります。
このように、温度計がない時に温度を計る方法を知っていたら便利ですよね。
そこで今回は、温度計がない時の理想の温度の作り方というテーマで、詳しく解説していきたいと思います。
手元に温度計がないという時は、ぜひ活用してみてくださいね。
温度計がない時でも温度がわかる方法はある?
それでは、さっそく温度計がない時でも温度がわかる方法はある?という点について解説していきましょう。
結論からいうと、温度計がなくても、おおよその温度を計ることは出来ます。
とくに、目標とする温度のお湯を作ることは、意外と簡単です。
次で、温度別のお湯の作り方をご紹介していきましょう。
見出し2、温度計がない時の理想のお湯の作り方
では次に、温度計がない時の適温の作り方をご紹介していきたいと思います。
30℃のお湯を作りたい時
まずは、30℃のお湯を作りたい時の方法です。
30℃のお湯は、主にデリケートな素材の洗濯の際にちょうどいい温度となっています。
作り方は、熱湯:水=1:2の割合で混ぜると簡単に作ることができ、具体的な量としては熱湯1ℓに対して水2ℓとなります。
40℃のお湯を作りたい時
では次に、40℃のお湯を作りたい時の方法です。
40℃のお湯は、主に赤ちゃん用の母乳の湯せんや、パン作りの際に必要になるお湯の温度となります。
作り方は、熱湯:水=2:3の割合で混ぜて作り、具体的な量としては熱湯400ccに対して水600ccを混ぜると40℃のお湯を作ることが出来ます。
50℃のお湯を作りたい時
では次に、50℃のお湯を作りたい時の方法です。
50℃のお湯は、主にアサリの砂抜きや、チョコレートの湯せんなどに重宝する温度となっています。
作り方は、熱湯:水=1:1の割合で混ぜると作ることが出来るので、作り方の比率としては一番簡単に作ることが出来る温度となっています。
60℃のお湯を作りたい時
次は、60℃のお湯を作る時の方法です。
60℃のお湯は、主にスポンジケーキを作る際の卵の湯せんなどに使われる温度です。
作り方は、ヤカンや鍋などで沸騰しているお湯に、同量の水を入れて火を止めると、約60℃のお湯を作ることが出来ます。
70℃のお湯を作りたい時
次は、70℃のお湯を作りたい時の方法です。
70℃のお湯は、主に温泉卵やローストビーフを作る際に必要になるお湯の温度です。
作り方は、ボウルなどで作る際は、お湯1ℓに対してカップ1杯の水を混ぜると作ることが出来ます。
また、ヤカンで沸騰しているお湯1ℓに対して、500ccの水を入れて火を止める方法でも70℃のお湯を作ることが出来ます。
80℃のお湯を作りたい時
次は、80℃のお湯を作りたい時の方法です。
80℃のお湯は、主に出汁を取る際やゼリーのゼラチンを溶かす時などに必要になる温度です。
作り方は、沸騰している鍋のお湯1ℓに対して、300ccの室温に戻した水を入れると80℃のお湯を作ることが出来ます。
85℃のお湯を作りたい時
次は、85℃のお湯を作りたい時の方法です。
85℃のお湯は、主にコーヒーのドリップの際に最適な温度となっています。
作り方は、沸騰したお湯をボウルやポットに入れて、100ccの水を入れると作ることが出来ます。
また、鍋で沸騰しているお湯に、200cc強の水を入れて火を止めても作ることが出来ます。
90℃、95℃のお湯を作りたい時
そして最後は、90℃、95℃のお湯を作りたい時の方法です。
90℃、95℃のお湯は主に、湯ごねパンを作る際や紅茶を入れる時などに必要になる温度です。
作り方は、沸騰したヤカンから、ボウルやポットに移し替えるとちょうど90℃、95℃前後のお湯になります。
温度計がない時に温度を泡で判断する方法
それでは最後に、温度計がない時に温度を泡で判断する方法もご紹介していきましょう。
お湯の温度は、お湯を沸かしている時の泡の状態でも判断することが出来ます。
鍋などの底に小さな泡が見えるくらいの状態は、おおよそ、お湯の温度が60℃前後です。
そこから、温度が高くなるにつれて泡の大きさが大きくなってきて、泡がはじけるようになってくると80℃前後です。
そして、泡でお湯全体が激しく波立ってくるようになると、90~95℃前後のお湯ということになります。
まとめ
さて今回は、温度計がない時の理想の温度の作り方というテーマで詳しく解説してみました。
普段、私たちはお湯の温度を温度計で計りますが、温度計がない時の温度の計り方を知っていると、非常に便利です。
お湯を使いたい用途によって、必要になる温度が異なるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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