40代を過ぎると、年齢とともに健康の変化が体に現われてきますよね。今までは感じなかった体の不調や、食事に関する不調など、40代になると様々な不調が出てくる人も多いでしょう。実は、私たちが老後も健康を維持する為には、40代で行う健康管理こそがとても重要だという事が言われているのです。そこで今回は、40代からの健康管理方法や、健康を維持する為に必要な事をご紹介していきたいと思います。
40代で感じる体の不調とは
それでは早速、世間の40代が感じている体の不調には、どのようなものがあるのかをご紹介していきたいと思います。今回は、40歳からの健康に関するアンケート調査による回答をもとに、ご紹介していきたいと思います。
- 疲れやすい:251名
- 視力の低下:251名
- 腰が痛い:181名
- 肩が痛い:137名
- 物忘れが多い:97名
- 胃腸の調子が悪い:85名
- 膝が痛い:82名
40代で現れる体の不調として、疲れやすさや視力の低下などが上位に入っていました。
また、年齢とともに腰の痛みや肩の痛みを訴える人の割合も、多くなる傾向にあるようです。
健康管理を始めるなら40代がターニングポイント?
上記のようなアンケート結果を見てみると、やはり40代での健康管理がその後に大きく影響を与えるという事が分かりますね。
現在の日本では、日本人の平均寿命は、年々伸びています。
しかしその一方で、健康寿命は男性が71歳、女性が76歳と言われています。
年々伸びている平均寿命に対して、健康寿命はさほど昔と変わっていないと言われているのです。
これは、なぜなのでしょうか?
このことが意味するのは、やはり人生の最後に差し掛かる10年間ほどで、人は不健康な期間を過ごす事が多いという事だと言えます。
こうした状況を見てみて、健康寿命を延ばし人生の最後の10年間ほどを健康的に過ごすためには、やはり高齢期に差し掛かる前の40代から健康管理に気をつける事が大切と言えるでしょう。
40代の健康管理で必要な生活習慣の改善とは?
それでは実際に、40代の健康管理で必要な具体的な生活習慣の改善とは、どのようなものがあるのかをご紹介していきましょう。
無理をしない
まず1つ目は、無理をしないという事です。
高齢期に差し掛かる前の40代に、ストレスフルの状態で無理をし続けると、その後の健康に大きな影響を与えます。
そのため、40代の健康管理で必要な生活習慣として、睡眠をしっかりとり、無理をし過ぎず、体を酷使しない生活を心がける事が大切です。
また、若い頃と違い休日に予定を詰め込み過ぎる事も、健康管理の妨げになる事があります。適度なストレス発散としての予定にとどめ、体をしっかり休める時間を作ることを意識するようにしましょう。
努力の仕方を変える
2つ目は、努力の仕方を変えるという事です。
同じ事をするにも、20代の頃と40代ではやり方を変える必要があります。
20代の頃は、がむしゃらにこなせていた事でも、40代で同じようにするとすぐに体に出てきてしまいます。40代の体に見合った方法を、日頃の自分の体力と照らし合わせながら見つけていく事が大切です。
適度な運動習慣
そして3つ目は、適度な運動習慣をつけるという事です。
仕事が忙しい年齢でもある40代は、意識的に運動を行う習慣をもたないと、運動不足になりがちです。
軽い運動で十分ですので、コンスタントに体を動かす習慣を取り入れるようにしましょう。
40代の健康管理で必要な食事改善方法とは?
では次に、40代の健康管理で必要な食事改善の方法をご紹介していきたいと思います。
暴飲暴食を控える
1つ目は、暴飲暴食を控えるという事です。
若い頃は、夜中に暴飲暴食をしても朝までに消化してしまうという事も多いですが、40代になると胃腸の不調に繋がります。
健康管理を行う上で、必要な栄養素を適切な量摂るということを、心がけましょう。
塩分の多い食事に気をつける
そして2つ目は、塩分の多い食事に気をつけるという事です。
40代になると、高血圧や糖尿病などを心配する人も多いのではないでしょうか?
日頃から、塩分の多い食事を摂っている人や間食が多い人は、注意が必要です。
まとめ
さて今回は、「40代からの健康管理方法とは?健康を維持する為に必要なこと」というテーマで解説してみました。
働き盛りの年齢でもある40代は、なかなか健康管理に気をつけている時間がとれないという人も多いでしょう。
しかし、人生の最後の10年間を健康に過ごすためには、高齢期に差し掛かる前の40代の健康管理こそが、とても重要なのです。
今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひ日常生活に取り入れてみてくださいね!