朝、子どもと交わした何気ない一言に救われた
今日は朝から少しピリピリしていた。子どもたちが起きる時間になっても、なかなか布団から出てこない。いつもなら「早く!」とつい声を荒げてしまうところ。でも今朝は違った。
寝ぼけ顔の息子を見たとき、思わず「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」と心の中で唱えた。すると、不思議と自分のトゲトゲした気持ちが少し和らい
子どもに対して優しく声をかけられた自分に、少し驚いた。これが「ホ・オポノポノ」の力なのかもしれないと思った。
介護の現場で「イライラしない自分」に出会う
日中は介護の現場へ。5日目ともなると、習慣のように言葉を唱えることが自然になってきた。
ある利用者さんが、今日も何度もナースコールを押された。以前なら「またか…」と眉間にシワが寄っていた。でも今日は違った。
コールの音が鳴るたびに、小さく「ありがとう」「ごめんなさい」と唱えてみた。すると、少しだけ“寄り添う余裕”のようなものが生まれて、落ち着いた対応ができた。
言葉ひとつで、自分の感情の波が少しずつ穏やかになる。そんな体験が増えてきた。
「自分を責めるクセ」に気づけた夜
夜、子どもたちが寝たあと、ふと一日を振り返った。失敗や後悔、怒り…。つい自分を責めてしまうクセがある。
でも今は、それに気づいたら、そっとこの4つの言葉を唱えるようにしている。
「ありがとう」…頑張った自分に。
「ごめんなさい」…ちゃんと向き合えなかったことに。
「許してください」…まだ未熟なところに。
「愛しています」…それでも今日も生きてる自分に。
ホ・オポノポノは、誰かのためじゃなく、まずは自分を整えるためのものだと気づきはじめている。
ホ・オポノポノは、介護職の“こころの休憩所”
40代の父親として、介護職として、正直いろんな重さを抱える毎日。でも、この「4つの言葉」を唱えることが、自分にとっての“こころの休憩所”になってきた。
完璧じゃなくてもいい。イライラしてしまう日があっても、自分を責める必要はない。
言葉の力で、自分自身を少しずつ取り戻していける。
まとめ:続けることで変わる、やさしい習慣
ホ・オポノポノを始めて5日目。まだ劇的な変化があったわけじゃないけど、確かに外側の世界が、少しだけ柔らかくなってきた気がする。
これからも毎日、肩の力を抜いて続けていこうと思う。誰かにとっても、この習慣が日常を少しやさしくするきっかけになったら嬉しいです